患者さん トラブル 経験談

未熟な看護師

病棟に勤務する6年目の看護師です。
新卒から同じ病棟で働いていますが、私の所属している病棟は急性期からターミナル期まで多様な患者様が入院しています。またHCUもあるので、OP後の患者様だけでなくインフルエンザ脳症など急変を起こした子供が入院することがあります。
そのため人の死に直面することも多くあります。辛いのは死を目の当たりにすることではなく、死ぬまでの経過を看ることです。ターミナル期の患者様は、痛みや嘔気などの身体症状が強く表れている人もいれば、精神面での苦痛が強く、自殺企図する患者様もおられます。そのような様子を目の当たりにして受け入れることができない家族がいたり、面会に来なくなる家族もおられます。患者様の症状を適切な方法で緩和をしたり、精神面のフォロー、家族が状態を受け入れることが出来るような声掛けをすることが、ターミナル期の患者看護の理想として考えていました。しかし実際は急性期の患者様もおられ、業務に追われるがあまり、ゆっくりと関わりを持つことができていません。苦痛を訴えられた時に鎮痛剤や制吐剤を投与するのみで、それも患者様を待たせてしまうことがあります。マッサージをすることやそばに寄り添うなどの他の方法をとることができません。患者様が苦しんだまま死を向かえてしまったり、家族に看取られず亡くなってしまった時、思い返せばもっとこうしてあげていれば良かったのではないかと感じてしまいます。患者様の死がとても辛いものとして、後悔が残ります。自分じゃない人が看護していればもっと良い死を迎えたのではないかと思うこともあります。そんな時に未熟な自分は看護師をやめた方が良いのではないか、と思います。